京都映画サークル協議会

1949年に結成された、日本で最も古い映画鑑賞団体です。「すばらしい映画を観続けるよろこびを、より多くの人とともに」をスローガンに、「よい映画をともに観て、ともに語る」ことを理念に活動してきました。

映画『薬の神じゃない!』を見ての感想文です。

案内にある通り、この映画の本意は、現在の中国で受け入れられるためにさまざまな工夫が凝らされていることがよく分かりました。
ところで、この映画のシーンで見られるマスク姿を見ていると、もうすでに普通の風邪並みに毒性が低下しているのにも関わらず、相変わらず、時代遅れで世界の笑いものになっている日本のコロナ禍への対応を思い出させられたのは、私だけではないと思います。
映画の鑑賞の仕方は人それぞれですから、感想文も皆同じではつまらないと思います。だから、私も予習を兼ねるような意味で『薬』って何だろうっていう疑問が湧き上がってきて、たまたま見かけた田中真知氏の『へんな毒すごい毒』https://is.gd/2Rhz0W。をAmazonで買って読み始めていたところで、毒も薬もその時々によって、薬にもなれば毒にもなるのだと改めて思いました。そこで、このコロナ禍雰囲気のこの映画とかぶってくるのが、ワクチン接種の旗振り役であるはずの国会議員や厚労省職員の接種率が20%程度しかなく、一般国民の接種率が80%であるという情報を目にし、5回も6回も受けさせようという意図が見えてしまうのも私だけではない気がするのです。
今の日本の現状を見るとき、私たちのようなネット嗜好の陰謀論者と真反対にいるテレビ好きな人たちとの分断化が急激に進んでいるのを嘆いています。なので、映画鑑賞後の感想文にもいろんな見方があるのを知ってもらう意味で少しばかり過激に見える部分もあるかとは思います。

 

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